現在、副業の代表格になりつつある「個人輸入によるネットでの転売」ですが、その中でも代表的なのがebayから個人輸入してヤフオクに売るという方法です。
特に最近は円高のため安定して収入を得られている人も多く、人気が高いです。
そんな個人輸入ですが、正確な方法論のもとで効率よく行わないと、まったく儲からない場合が多いです。
では、個人輸入して転売をする際のデメリットとは一体何でしょうか?
まず第一に、競合相手の多さです。
この方法で利益を出そうという人は大勢います。
なので、共倒れというケースが多いです。
だからこそ、しっかりとした商品への知識や方法論が大切になってくるのです。
第二に、トラブルの多さです。
ebayの場合、取引相手は外国の人ということになってきます。
日本よりも当然トラブルは多くなります。
個人輸入をする際は、こういったことを念頭において、事前に方法を練らなければいけません。
経験によるものも多いのは事実です。
では、初心者が最低限押さえておかなければいけない具体的な方法とは何でしょうか?
個人輸入で稼ぐ方法8つのポイント
ebayの特徴について理解をする
ebayという国際的通販サイトで個人輸入をする際に重要な方法論が、そのebayの特徴です。
ebayはヤフオクと違って、落札者へのアフターケアーがしっかりしています。
ヤフオクではノークレームノーリターンが一般的ですが、ebayの場合少しでも商品に対して納得がいかない場合、出品者と交渉することが出来ます。
その際、これもヤフオクと違ってebayが仲介してきます。
売り手にとっては厳しいこのシステムですが、個人輸入をする側にとっては有利です。
商品については妥協せずに、シビアに交渉しましょう。
販売者の評価を気にする
ebayを通して個人輸入をする際、日本以上に気にしなくてはならないのがこの販売者の評価です。
個人輸入ではトラブルが起きてしまうとすごく面倒なので、未然に防ぎたいところ。
販売者の評価はいい指標になります。
パワーセーラーとの直接交渉にトライする
これは慣れてきてから有効な方法です。
まずパワーセーラーとは、簡単に言うとebay上で有名な売り手のことです。
もちろん評価は高いのでトラブルも少ないです。
パワーセーラーの多くはアメリカなどの問屋から大量購入し、中間手数料を上乗せしてebayに出品しています。
つまり、中間手数料分は融通が利くのです。
そこで、ebayを介しての直接交渉です(ヤフオクの取引ナビのようなものをイメージしてください)。
言い値を譲らない傾向がある一般ユーザーよりは、トライした場合の成功率が高いです。
関税を理解する
個人輸入をした場合、課税価格(小売価格の60%)が10万円以下の場合は簡易課税(比較的安価)が、課税価格が10万円を超えると一般税率(高額)が適用されます。
よって、課税価格は最低でも10万円以下に抑えるようにしましょう。
簡易課税率が低い商品を購入する
前項でお話しした簡易課税ですが、その中でも税率が低く日本での需要も多い、個人輸入する際にオススメな商品が、家具と玩具です。
どちらも税率は3%で、日本での需要も高いです。
またそんなに高度な知識を必要としないジャンルなので、少しのリサーチで儲けを出すことが可能です。
リサーチを効率的に行う
安く商品を個人輸入できても、それを捌けなかったら儲けは出ません。
日本の市場においてどんな商品が売れているのかをリサーチすることが有効な方法です。
「サヤ取りせどらー」というツールがあります。
AMAZONなどで高額で売れる商品データを簡単に収集できるサイトです。
活用してみてください。
得意分野を作る
同じジャンルの商品をebayから個人輸入をしてヤフオクで売る、という方法を繰り返していると、段々と慣れてきます。
バラバラなジャンルの商品を捌いているとコツを掴むのも遅いです。
もちろん流行りなどに敏感になることは大切ですが、自分の土俵を用意することも儲けを継続的に出すには大切な方法です。
失敗を恐れない、くじけない
確かにebayからヤフオクへの転売は、初心者には厳しい方法です。
しかし、誰だって最初は初心者でした。
最初に個人輸入した瞬間、これは誰にでもあります。
早く慣れてしまうこと、これに尽きます。
その過程で失敗をしてしまっても、諦めないでください。
必ずトータルでプラスになる日が来ます。
その時のための勉強期間だと思って、長いスパンで個人輸入を行ってください。
これが最も重要な方法論です。
いかがだったでしょうか?
個人輸入をして転売する場合、買うことと売ることにそれぞれ方法論があり、その両方を頑張らないと利益は出ません。
しかしこの方法を守って辛抱強く続ければ、副業というにはふさわしくないレベルの利益を出すことも不可能ではありません。
これらの方法論を、個人輸入する際に是非参考にしてみてください。