最近やたらと円安という言葉を耳にします。
以前は円高。
これらを知らずしてeBayなどの海外オークションから安く輸入する事は出来ません。
果たして円安や円高とはどういうものなのでしょうか?
昨今の世界の景気は冷え切っています。
それはご存知の通りバブルが崩壊し、スムーズに輸入や輸出などの貿易が行えなくなったからです。
血液の循環と同じで、活性化されないとあらゆる器官の働きが鈍り、本来の機能が働かないのです。
各国の通貨の流れがどこかの国に偏ったりして、通貨ごとの価値に差が生じ、輸入や輸出などの貿易に大きく影響するのです。
円安ドル高の場合、円の価値が下がり、ドルの価値が上がります。
普通に考えると、円安の時に輸入したところで、高い海外製品を買わされ、利益が減るように思えます。
でも、円安ドル高でも利益が出る事があるのです。
その意外な方法とは?
円安で儲ける輸入方法5つのポイント
円安によるライバルの減少
円安ドル高になると、海外の商品は高価な買い物になります。
つまり、eBayなどから仕入れてヤフオクで転売する業者などが激減します。
そうなると、ヤフオクに出品される海外商品も減り、海外商品を扱うライバルが減って、あなたが高く仕入れても意外と売れるといった奇妙な現象が起きる事でしょう。
つまり、円安の時は海外の商品がレアな存在になりやすいのです。
円安によってライバルが減る事は、ある意味売りやすいビジネスチャンスだとも言えます。
レアな商品は円安でも売れる
レアな商品はオークションをやっている者にとって、とても魅力的なものです。
めったに入手出来ない価値ある商品。
国内のオークションではそう簡単には手に入りません。
では、海外のeBayではどうでしょう。
世界中から珍しい商品が溢れんばかりに出品されています。
どれもこれも欲しくなってしまいます。
でも、冷静になってください。
ユーザーが何を欲しがっているかをeBayの売り上げランキング表や、オークファンといったサイトで市場調査をすることです。
よく売れている物を吟味し、レアな商品に絞って少量でやってみてください。
レアな商品は例え円安になろうが円高になろうが売れやすいものなのです。
日本製品を海外から輸入
eBayを物色していると、たまに日本製品を見かけます。
国内で売っている物とは若干デザインなどに違いはあるものの、機能などはほとんど同じです。
しかも安い。
時計やキャラクターグッズなどがとてもよく売れています。
円安だからこそ、外国は質の良い日本製品を大量に安く輸入します。
安く輸入するから安く売れる。
その安く売っている日本製品を日本へ逆輸入する。
当然ヤフオクなどで売り上げ増が見込めるのは必至ですよね。
配送コストを抑える
せっかくeBayで落札しても、配送費が高いのでは輸入で期待した利益は望めません。
船便では時間がかかるし、航空便では高い。
ところが、EMSという国際郵便サービスがあります。
料金も安いし1週間ぐらいで日本へ届きます。
eBayサイト上でのオンラインシッピングサービスが進化しているのです。
日本郵便との協力で2011年から配送サービスの合理化を図っています。
さらに、eBayにはアメリカの配送代行会社などがあり、配送先がアメリカ国内限定などの商品などを代行会社が一時的な受取人になり、日本へ送ってくれるのです。
コストも廉価なのでお勧めです。
円安と転売のタイミング
円安の時こそ輸入で儲かりやすいという事はお解かり頂けたかと思います。
しかし、厳密にはヤフオクなどで転売しなければ目的は果たせないので、輸入と転売のタイミングがとても大事になります。
安く輸入して即座に売る。
せっかく安く輸入しても、もたもたしてては売れる物も売れなくなる。
ですから、通貨の変動を常にチェックする必要があります。
参考になるのが、ロイターといった世界中の通貨の変動が見れるチャートです。
もっとも外国為替証拠金取引(FX)や株式投資でもやってなければ、24時間目くじら立ててチャートを睨みつける事は必要ないのですが。
6時間おきにでも円やドルの変動をチェックしてみてください。
1ドル100円が一気に80円になることなど無いですから。
序々に変動していく中で、円安の輸入で儲けてください。
いかがだったでしょうか?
円安や円高などの意味も理解し、円安だからといって輸入で儲けられないという不安は消えてしまったと思います。
円安であろうとなかろうと、それなりの輸入で儲けられる方法はあるのです。
要は通貨という物の特性を理解すれば、後は知恵でどうにでもなるのです。
円安ドル高は今後も続くことでしょう。
昭和の頃のような1ドル=300円台という事は無いかもしれませんが、まだまだ円は捨てたものではありません。
円安だからこそ輸入で大儲け出来る最高のビジネスチャンスなのです。
さあ、通貨のチャートでも眺めながら、円安の輸入で儲けようではありませんか。