転売でより利益を上げるために、アンティーク家具を選ばれる方も多くなってきました。
アンティークには旬がなく、常に一定数のマニアがいます。
よって需要が高く、失敗することも少ないでしょう。
中でもアンティーク家具は男女関係なく人気あります。
しかし、家具となればサイズが大きいので保管するスペースの確保や仕入れの際の送料が嵩んだりと、リスクが高いので手を出しづらいところです。
アンティーク家具でできるだけ失敗を避けるためには、どうすれば良いのでしょうか?
関税や送料の心配、英語が苦手・・・という理由で楽天などの日本のサイトを仕入先に選ぶより、より利益を上げるためにも輸入転売をオススメします。
例えば海外ではあまり価値のない物でも、日本では高値でやり取りされているということがあります。
その価値観の差をうまく利用するのが、利益を上げるためのポイントです。
アンティークの家具だと仕入れるのにお金がかかることが多いので、できるだけ安価で仕入れたいところです。
そういうときは価値観の違う、海外のサイトを利用する方が良いこともあります。
とくにebayは出品数が多く、色々な国のアンティーク家具があるので思わぬ掘り出し物も見つかりやすいです。
落札者へのアフターケアもしっかりしており、やり取り終了後もebayを通して出品者と交渉ができます。
しかし、いくら安く仕入れることができても売れなければ意味がありません。
アンティーク家具だと、一度失敗しただけでもそのショックは大きいでしょう。
では、アンティーク家具を確実に利益に繋げるためにはどうすれば良いのでしょうか?
アンティーク家具で儲ける9つの転売方法
埋もれている格安家具を見つけ出す
ebayは出品数が多く、中には思わぬ掘り出し物もあります。
根気強くより安いアンティーク家具を探しましょう。
上に書いたように、利益は価値観の差によって生まれます。
海外ではあまり価値のないものでも、実は日本では需要が高いというものもあります。
とくにアンティーク家具はその傾向が強いようです。
パワーセーラーから仕入れる
ebayにおいて評価が高く、有名な出品者のことをパワーセーラーと呼びます。
パワーセーラーから仕入れたほうがトラブルが少なく、安心感があります。
とくにアンティーク家具となると、取引は慎重に行わなければなりません。
できるだけパワーセーラーから仕入れるようにしましょう。
さらに一般のユーザーよりは交渉に成功しやすい傾向にあります。
積極的に交渉してより安く仕入れるようにしましょう。
とにかく安く仕入れる
アンティーク家具となるとどうしても仕入れる際にお金がかかってしまいます。
なのでできるだけ安く仕入れることを第一に考えましょう。
仕入れることが目的ではなく、利益を出すことが目的です。
競り落とすことに白熱していてはいけません。
ebayには自動延長機能がありません。
それをうまく利用して、終了ギリギリに入札すると競り勝てる確率は上がります。
ただし、自動入札がされている場合もあるので注意が必要です。
終了少し前に入札して様子を見てみると良いでしょう。
出品者に直接交渉してみるのも良いかもしれません。
為替レートに気をつける
為替レートは日々連動します。
常に目を光らせていましょう。
安く仕入れるためには、タイミングも重要です。
苦手だと思わずに、輸入転売をするための基礎なのでしっかり押えておきましょう。
アンティーク家具は仕入れの際にお金がかかってしまうものです。
できるだけ安く仕入れるために、レートの変動は欠かさずチェックしましょう。
どれぐらいの利益になるのか確認
個人輸入の場合、商品の価格にプラスして送料や消費税、関税などがかかってきます。
それらも忘れずに、結局仕入れにいくらかかったのかを計算しておきましょう。
いくら商品価格が安くても、送料等を含むと国内で仕入れたほうが安い場合もあります。
アンティーク家具は重いものが多いので、送料を甘く見ていてはいけません。
転売は主婦でも簡単にできることですが、やっていることは貿易であり商売なのです。
1人でお店を切り盛りしている状態です。
なので経費はきっちり計算して残しておきましょう。
そこから何が売れるのかなどの傾向もわかるので、稼ぐためには必要なことです。
アンティーク家具は送料が重要
海外からとなると送料はとくに気をつけなければなりません。
国内と同じく、重さによって送料が決まります。
アンティーク家具となると当然重いものが多いです。
商品価格+送料+税関でかかる費用=が国内で仕入れるよりも安くなるのか。
事前にしっかりと確認してから購入するようにしましょう。
アンティーク家具で稼ぐための最大のポイントとなってくる、重要なことです。
関税を理解する
アンティーク家具に限らず、輸入転売をするなら必ず押えておかねばならないことです。
苦手だとは思わずに基礎知識だけでもしっかり押えておきましょう。
税関では関税、消費税、通関手数料の3つ費用がかかります。
ただし商品によっては関税がかからないものもあるので、必ずしも3つかかるというわけではありません。
関税は商品価格の60%が課税対象となります。
つまり16,666円以下のものは免税となるのです。
免税になると200円の通関手数料もかかりません。
関税はとても細かく分類されています。
なので財務省貿易統計の実行関税率表で税率のチェックも行うようにしましょう。
商品に詳しくなる
どんなものでも商品知識は必要です。
アンティーク家具全てに人気があるわけではなく、年代や生産された国によって大きく変わります。
また人気のある生産国もあるのでリサーチもかかせません。
アンティーク家具に旬がないのは確かですが、多少の流行りはあります。
流行に敏感になることはより利益を上げることなので、市場のリサーチもしっかりしておきましょう。
状態のいいものを仕入れる
見た目がアンティークらしく美しいものはもちろんですが、家具として機能しなければ意味がありません。
海外は日本よりもおおらかな人が多いお国柄なので、欠陥品にはくれぐれも気をつけてください。
また、海外の人は梱包や発送が雑な場合が多いので、落札後に出品者に連絡をするといいでしょう。
いかがだったでしょうか?
繰り返しますが、アンティーク家具は仕入れるのにお金がかかります。
商品価格だけでなく、送料なども入念に計算して取引するようにしましょう。
アンティーク家具で稼ぐには、考えることが多くて確かに難しいことかもしれません。
ですがきちんと基本を押えればより利益を上げる商品でもあります。
輸入が初めての方は、アンティーク家具にとらわれず他の小さなアンティーク商品で慣らしていくといいかもしれません。
「アンティークは稼げる」ということを知らないのは損です。
誰でも最初は初心者です。
挑戦する事を恐れないでください。
基本的なことばかりではありますが、とても大切なことです。
基本を押えなければまず稼げませんので、これらのことはきっちり押えておきましょう。