輸入ビジネスを始める時、何を商材に選ぶかということはとても重要です。
最近、商材として注目されているのが、アンティーク雑貨です。
アンティーク雑貨とは、本来は100年以上経過した雑貨のことを言うそうですが、実際には、100年未満のものでもアンティーク(調)雑貨と呼ばれ、取引されています。
なぜ、100年近く経過した古いアンティーク雑貨が商材として注目されているのでしょうか?
アンティーク雑貨は、私達の身近な生活の中に溢れています。
特に、女性には大変人気があり、雑貨に関するアンケートを実施したところ、「好き」と回答した人は8割を超え、その中でもアンティーク雑貨は1位の北欧雑貨と僅差の2番人気だったそうです。
人気の理由は、「可愛い」、「癒される」、「気分転換になる」などで、働く女性の中には、遊びで浪費するよりも、ホッとできる部屋づくりにお金を使いたいという人も多いようです。
また、日本人は欧米のアンティーク雑貨に憧れる傾向が強いそうですが、現地に買付に行くことはなかなか難しく、アンティーク雑貨に思いを募らせている人がたくさんいます。
ですから、インターネットでも比較的良い値段がつき、1個あたりの収益も大きいそうです。
とても人気があり、需要もありそうなアンティーク雑貨ですが、実際に商材として取り上げて、稼ぐためには、どういったポイントがあるのでしょうか?
アンティーク雑貨5つのポイント
仕入の方法
アンティーク雑貨の仕入方法は、実際にヨーロッパの蚤の市など現地に行って仕入れる方法と、インターネットを使って海外のショップやオークションサイトから仕入れる方法があります。
実際に現地の蚤の市などに行って仕入れる場合は、自分の目で見て商品を確認できるので、間違いも少なく、思わぬ掘り出し物が見つかることもあります。
しかし、わざわざ現地まで行くとなると、旅費などの経費がかかってしまいます。
最近は、一般の人が不要になった古いもの(アンティーク雑貨)をオークションに出品することも多くなり、インターネットオークションでも安くて良いものが手に入ります。
国内の雑貨店で手に入らない貴重な商品が、実際に所有している人がインターネットオークションに出品していることもあります。
インターネットオークションなどをうまく活用して、アンティーク雑貨を買付ましょう。
自分が興味を持つ
アンティーク雑貨は、興味がない人にとってはただの古い雑貨、ガラクタに見えますが、興味がある人にとってはとても貴重で価値のあるものです。
アンティーク雑貨に興味がない人は、その価値がわからないので、どれが貴重なものなのか、価値があるものか判断に迷います。
しかし、普段からアンティーク雑貨をコレクションしている人は、目が肥えていて、目の付け所が違うので、買い付けにも有利です。
自分が売りたいアンティーク雑貨に対して、興味を持つことは大切なことです。
仕入れ価格を節約しない
アンティーク雑貨は、一点ものが多く、インターネットオークションでも比較的良い値段がつきます。
海外で実際に使われていた古いブリキ缶が、日本では何千円、何万円という高値がつくこともあります。
錆びていて、凹んで文字も薄れているようなブリキ缶が、日本では何倍もの値段で売れることもあるのです。
オークションの落札価格が多少高くても、日本で高く売れる可能性が大きいものは、思い切って落札しましょう。
知識を身につけセンスを磨く
アンティーク雑貨の買い付けには、知識やセンスが必要です。
アンティーク雑貨について勉強し、知識を身につけて、ある程度価値がわかるようになることは、価値のある貴重なアンティーク雑貨を買い付けるためには、重要なことです。
また、色々なアンティーク雑貨を見て、センスを磨くことも大切です。
アンティーク雑貨の知識がなければ、価値のある貴重なアンティーク雑貨をただのガラクタだと見過ごしてしまうことがあるかもしれません。
知識を身につけ、センスを磨いて、価値のあるアンティーク雑貨を見極めましょう。
リサーチする
アンティーク雑貨といっても、古い雑貨がすべて高値で売れるわけではありません。
今、どういったものが人気があり、高値で売れているのか、常にリサーチする必要があります。
アンティーク雑貨の中でも、ホーロー製のキャニスターやカップ、ヨーロッパで使われていたティーポットやソーサー、ランプシェードやキャビネット、ブリキの缶などは特に人気があるようです。
。
アンティーク雑貨だから高値で売れるはずと思って買い付けたものの、全く売れないこともあります。
現状をリサーチすることは大切なポイントです。
いかがだったでしょうか?
アンティーク雑貨は女性を中心に大変人気があり、一点ものの取引が多く、国内では何倍もの値段がつく可能性がある注目の商材です。
しかし、アンティーク雑貨の知識がなく、貴重さや価値がわからなければ、どの商品を買い付けていいのか判断に迷ってしまいます。
本記事で述べたアンティーク雑貨で稼ぐ5つのポイントを参考にして、国内で何倍もの高値がつくアンティーク雑貨を見極めて、しっかり稼げるようにがんばっていきましょう。