PPC広告で集客し、アフィリエイトで報酬を得る。
この方法で実際に稼いでいる人は5%にも満たないと言われています。
しかし逆に考えれれば、約5%の人はPPCアフィリエイトで相当の利益を上げている、とも言えます。
PPCアフィリエイトを実践してはいるけれど、まったく収益があがらない……。
そんな現状を打破し、5%の人達に仲間入りしたくはありませんか?
まずPPCアフィリエイトのビジネスモデルについておさらいをしましょう。
Yahoo!のスポンサードサーチや、Googleのアドワーズで知られているPPC広告は、クリック課金方式です。
例えば、1クリックに20円かかるとして、50クリックされれば1000円の費用が発生します。
その50クリックで商品を購入してもらい、1000円以上の報酬をアフィリエイトで得ることができれば、利益が発生するという仕組みです。
しかし現実では、利益をあげることは簡単ではありません。
なぜなら人気のキーワードは競合率が高く、広告費用も高くなるためです。
結局、ほとんどの人は思うように集客もできず、赤字となってしまい諦めてしまっています。
それでは5%未満とも言われる、アフィリエイトで収益をあげている人達。
彼らはどのような方法でPPCアフィリエイトを実践しているのでしょうか?
PPCアフィリエイト7つのポイント
ロングテールを狙う
ロングテール現象とは、20%の売れ筋商品の売り上げより、それ以外の商品による売り上げの方が大きくなることです。
つまりページ数を多くして、それぞれのページにPPC広告を出稿するのです。
あえて需要のなさそうなキーワードをターゲットとすることで、クリック単価も低くなります。
1ページ辺りのアフィリエイトによる利益は少ないですが、塵も積もれば山となります。
品質スコアとクリック率
PPC広告のクリック率をあげることは重要です。
PPC広告には品質スコアという概念があり、品質スコアはキーワードの一致率とクリック率によって決まります。
クリック率を上げるには、適切なキーワードを指定すること。
それに加えて字数制限の中で、的確にクリック先のコンテンツをアピールすることが大切です。
例えば××なら○○できる、○○するなら××、などです。
高い順位を狙わない
PPC広告はクリック単価を高く設定することで、より高い順位で表示できるようになります。
しかし、訪問者は順番が下になっていても、表示されてさえいれば目を通してくれます。
したがって、無理に高い表示位置にする必要はありません。
なるべくクリック単価は抑えるようにしましょう。
ランディングページを作る
ランディングページとは、訪問者がPPC広告を見てクリックした際に、その目的と合致するような特集ページのことです。
このページを用意することで、より訪問者の購買意欲を高め、効率的にアフィリエイトによる成果を得られるようになります。
つまり、必ずしも訪問者をトップページに誘導する必要はないのです。
顧客のメリットをアピール
アフィリエイトや商品を紹介する際に大切なこと。
それはPPC広告からの訪問者にとって、どんなメリットがあるのかをアピールすることです。
単純にアフィリエイト広告を並べるだけでは、訪問者にメリットが伝わりません。
出来る限りアフィリエイトのサービスを自身が実際に利用して、その魅力を自身の言葉で伝えることが重要です。
大量アフィリしない
多くのスペースに大量のアフィリエイトが載せてあるサイトを見かけますが、これは逆効果です。
訪問者はそのページが何を紹介したいのか分からずに、価値を見いだすことができません。
結局は先に進むことなく立ち去ってしまいます。
ですので、1ページで紹介するアフィリエイトは抑えて、集中的にその魅力を訪問者に伝えるようにします。
複数のアフィリエイトを紹介するのならば、ページを分けて別々にPPC広告を出稿しましょう。
情報を分析する
PPCアフィリエイトを運用してみて、広告費に比べて報酬が見合わない広告はないか確認します。
見合わない広告がある場合は、なぜ見合わないのか分析します。
要因には、キーワードの指定が適切でない、説明不足で十分に魅力が伝わっていないなど、これまで挙げてきた項目の中にありますので、チェックして下さい。
その要因を見つけて改善し、さらなる利益率の上昇を目指していきます。
いかがだったでしょうか?
PPCアフィリエイトで利益を生むためには、訪問者にとってのメリットを説明すること。
そしてページの品質スコアを上げることが重要だとお分かりいただけましたね。
これらを実現するには多くの手間と時間、そして分析が必要です。
決して楽ではありませんが、利益を得るためには必要なことです。
PPCアフィリエイトで稼ぎたい人は、本記事で述べたポイントをおさえて頑張っていきましょう。